「仮想通貨ってなに?よく聞くけど、いまいちよくわからない」
「買ってみたいけど、やめとけって声も聞くし不安…」
「どこで買えるかのか詳しく知りたい」
このようにお考えではありませんか?
結論からいうと、仮想通貨(暗号資産)とは「インターネット上で使えるお金」のようなもので、正しい仕組みを知れば、誰でも投資や送金などに活用できる新しいお金の形です。
本記事では、仮想通貨の仕組みや特徴だけでなく、
- 仮想通貨は「やめとけ」と言われる理由
- 注目の銘柄やおすすめの仮想通貨取引所
- 取引所の選び方や仮想通貨投資の始め方
- 仮想通貨の投資方法一覧
など、仮想通貨の基本から実践まで初心者にもわかりやすく網羅的に解説していきます。
記事の後半では、仮想通貨の税金・確定申告のルールやビットコインの価格推移も紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください。
仮想通貨(暗号資産)とは?簡単に言うと何?

仮想通貨(暗号資産)とは、インターネット上だけで使える“デジタルなお金”のようなものです。
紙やコインのような実物はなく、スマホやパソコンを使って送金したり、買い物に使ったりできます。
銀行や国が管理しているわけではなく、「ブロックチェーン」と呼ばれる仕組みで、世界中の人たちが情報を分散して記録・管理しています。
そのため、不正が起きにくく、スピーディーな取引ができるのが特徴です。
仮想通貨の特徴・仕組み|初心者向けに分かりやすく解説

仮想通貨には、これまでのお金にはない特徴や仕組みがあります。
ここでは、仮想通貨の特徴や仕組みを、専門用語をなるべく使わずにわかりやすく紹介します。
- 世界中のコンピューターで記録を管理している
- 銀行を通さずに人と人が直接やりとりできる
- 暗号技術で取引の安全性を守っている
- 発行枚数やルールがあらかじめ決められている
それぞれ見ていきましょう。
世界中のコンピューターで記録を管理している
仮想通貨では、取引の内容が「ブロックチェーン」と呼ばれるしくみによって記録されています。
このブロックチェーンは、世界中の人たちのコンピューターで同時に管理されていて、誰か一人が勝手にデータをいじることができません。
たとえば「AさんがBさんにビットコインを送った」といった情報は、すぐに世界中に共有され、何重にもチェックされます。
そのため、記録の信頼性が高く、不正や改ざんが起きにくいのです。
銀行を通さずに人と人が直接やりとりできる
仮想通貨は、銀行やクレジットカード会社のような仲介機関を通さずに、お金のやりとりができます。
たとえば、AさんがBさんにビットコインを送りたい場合、間に誰も入らず、直接Bさんのウォレット(仮想通貨の財布)に送れます。
銀行の営業時間に関係なく、世界中どこにいても24時間いつでも送金できるのも大きなメリットです。
暗号技術で取引の安全性を守っている
仮想通貨では、すべての取引に「暗号技術(暗号化)」が使われています。
これにより、だれが送ったのか、だれが受け取ったのか、どれだけの金額が動いたのかといった情報が安全にやりとりされるのです。
この暗号化によって、取引データを第三者が勝手にのぞいたり、書きかえたりすることは非常に難しくなっています。
また、取引内容はブロックチェーンに記録され、あとから変更できないようになっているため、不正防止の効果も高いです。
発行枚数やルールがあらかじめ決められている
仮想通貨は、どれくらい発行されるか、どんなルールで動くかが最初からプログラムで決められています。
たとえばビットコインは、最大で「2,100万枚まで」と決まっており、それ以上は絶対に増えません。
このようにルールがあらかじめ決まっていることで、勝手に通貨が増えすぎて価値が下がる、といった心配が少なくなります。
通貨の管理を人がやるのではなく、あくまで“プログラムが自動で運用する”というのも、仮想通貨ならではの特徴です。
仮想通貨はやめとけと言われる3つの理由

仮想通貨は注目される一方で、「やめとけ」と言われることもあります。
ここでは、「仮想通貨はやめとけ」と言われる理由を3つ紹介します。
- 半減期による価格変動リスクがある
- 価格の暴落リスクが高い
- 規制やニュース報道で市場が大きく揺れやすい
それぞれ見ていきましょう。
半減期による価格変動リスクがある
仮想通貨の中でも特にビットコインには「半減期(はんげんき)」という仕組みがあります。
これは、仮想通貨が新たに発行されるスピードが、約4年に一度、半分になるタイミングのことです。
供給が減るため、希少性が高まり価格が上がると期待される一方で、大きな値動きが起こりやすい時期でもあります。
過去の半減期では、価格が急騰したあとに一気に下落するパターンもありました。
こうした変動は、初心者には予測が難しく、うまく乗れなければ大きな損失につながることも。
仮想通貨に投資するうえで、半減期のタイミングはリスク要因として理解しておく必要があります。
価格の暴落リスクが高い
仮想通貨は、値動きが非常に大きく、わずか数日で価格が半分になることもあります。
このような暴落は、仮想通貨では珍しいことではありません。
価格が急に下がる理由はさまざまです。
大口の売却(いわゆる「クジラ」の動き)や、投資家の不安心理、国際的な経済ニュースなどが引き金になります。
また、仮想通貨はまだ市場が成熟しておらず、価格が感情や噂で動きやすいため、初心者が冷静に判断するのは難しい場面も多くあります。
規制やニュース報道で市場が大きく揺れやすい
仮想通貨は、各国の規制やニュースに敏感に反応する性質があります。
たとえば、2025年6月にはトランプ大統領の発言をきっかけにビットコインが急落しました。
イーロン・マスク氏のSNS投稿や、中国の輸出規制、ステーブルコイン企業のIPOなども価格変動を引き起こす原因になります。
価格が上下する理由が複雑で、自分ではコントロールできない要素も多いため、初心者には不安材料となりがちです。
ちょっとしたニュースでも大きく値動きするため、冷静な判断力が求められます。
仮想通貨の注目銘柄一覧

仮想通貨には数千種類以上の銘柄がありますが、その中でも特に注目を集めている通貨があります。
ここでは、初心者にも知っておいてほしい代表的な仮想通貨を5つご紹介します。
- ビットコイン(Bitcoin / BTC)
- イーサリアム(Ethereum / ETH)
- トランプコイン(Trump Coin / $TRUMP)
- ソラナ(Solana / SOL)
- シバイヌ(Shiba Inu / SHIB)
それぞれ見ていきましょう。
なお、他の銘柄について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
おすすめの記事:「アルトコインおすすめ20選」
ビットコイン(Bitcoin / BTC)
通貨名 | ビットコイン(Bitcoin / BTC) |
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誕生年 | 2009年 |
特徴・目的 | 分散型決済と価値保存、デジタルゴールド |
発行上限 | 2,100万枚(変更不可) |
主な用途 | 決済・投資・送金 |
時価総額順位 | 1位(約304.8兆円) ※2025年6月時点 |
ビットコインは、中央の銀行や政府に頼らずに世界中の人が取引できる、初めての「分散型通貨」です。
発行上限が決まっているため、価値が下がりにくく、インフレ対策として「デジタルゴールド」とも呼ばれています。
価格変動は大きいですが、世界中で認知されており、長期保有を前提に投資する人も多いです。
ビットコインの取引記録はすべてブロックチェーンという技術で公開されており、透明性と安全性が高いことでも信頼されています。
おすすめの記事:「ビットコインの始め方」
イーサリアム(Ethereum / ETH)
通貨名 | イーサリアム(Ethereum / ETH) |
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誕生年 | 2015年 |
特徴・目的 | スマートコントラクト・分散型アプリ基盤 |
発行上限 | 現状なし(インフレ抑制策あり) |
主な用途 | DeFi・NFT・アプリ基盤 |
時価総額順位 | 2位(約46.7兆円) ※2025年6月時点 |
イーサリアムは、ただの「通貨」ではなく、さまざまなアプリやサービスを動かすプラットフォームとして使われています。
なかでも特徴的なのが「スマートコントラクト」という仕組みです。
これは、人の手を介さずに契約や取引を自動で実行できる技術で、銀行や仲介業者を通さずに金融サービス(DeFi)やNFTの売買を実現しています。
発行上限はありませんが、過剰なインフレを防ぐような仕組みが組み込まれています。
トランプコイン(Trump Coin / $TRUMP)
通貨名 | トランプコイン(Trump Coin / $TRUMP) |
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誕生年 | 2020年代(正確な年は不明、メモコイン系が多い) |
特徴・目的 | アメリカ政治・ミーム、コミュニティ型仮想通貨 |
発行上限 | プロジェクトごとに異なる |
主な用途 | ミーム・コミュニティ・投機 |
時価総額順位 | ランキング外または下位(約1.2~1.4兆円) ※2025年1月時点 |
トランプコインは、アメリカの元大統領トランプ氏をテーマにした「ミームコイン(話題性重視の仮想通貨)」です。
似た名前のコインが複数存在しており、明確な公式プロジェクトは定まっていません。
そのため、信頼性や将来性は不透明ですが、SNSや掲示板などの盛り上がり次第で価格が急騰することがあります。
投資というより“ネタ的”な楽しみ方が多く、初心者は誤って無関係なトークンを買ってしまわないよう注意が必要です。
ソラナ(Solana / SOL)
通貨名 | ソラナ(Solana / SOL) |
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誕生年 | 2020年 |
特徴・目的 | 高速・低コスト・スケーラブルなスマートコントラクト基盤 |
発行上限 | 4億8,900万枚(最大供給量) |
主な用途 | DeFi・NFT・高速取引 |
時価総額順位 | 6位(約11.7兆円) ※2025年6月時点 |
ソラナは、非常に速くて安い取引を可能にした次世代のブロックチェーンです。
ビットコインやイーサリアムよりも処理能力に優れ、大量の取引を同時にこなせるため、ゲーム・NFT・金融系サービスなどの用途に適していると高く評価されています。
このような性能の高さは「スケーラビリティ(拡張性)」と呼ばれ、利用者が増えても処理速度が落ちにくい点が人気の理由です。
それでも開発者や企業からの支持は厚く、今後の改良や成長に大きな期待が寄せられています。
シバイヌ(Shiba Inu / SHIB)
通貨名 | シバイヌ(Shiba Inu / SHIB) |
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誕生年 | 2020年 |
特徴・目的 | ミームコイン、コミュニティ主導型 |
発行上限 | 1,000兆枚(流通量が多い) |
主な用途 | ミーム・コミュニティ・投機 |
時価総額順位 | 19位(約1.1兆円) ※2025年6月時点 |
シバイヌは、日本犬の柴犬をモチーフにしたミームコインで、SNSで話題になったことをきっかけに世界中で人気が広まりました。
もともとはネタ的な存在でしたが、現在は独自のNFTやメタバース事業にも取り組んでおり、実用的なプロジェクトへと進化しています。
発行枚数が非常に多く、1枚あたりの価格が極めて安いため、初心者でも手軽に購入できるのが魅力です。
価格変動は激しいものの、熱量の高いコミュニティがその価値を支えており、今後の展開にも注目が集まっています。
おすすめの記事:「芝犬コインの将来性は?」
仮想通貨を売買できる場所は「販売所」と「取引所」の2種類

仮想通貨は、証券会社のような「仮想通貨取引所」を通じて売買できます。
その中でも、実際に売買する仕組みは「販売所」と「取引所」に分かれており、それぞれメリット・デメリットが異なります。
はじめて購入する人は、この違いを理解しておくと安心です。
販売所
販売所は、仮想通貨を「運営会社から直接買う」仕組みです。
価格はあらかじめ決められていて、すぐに売買できるのがメリットです。
たとえば、ネットショップで商品を買うような感覚で取引ができます。
操作がシンプルでわかりやすいため、初心者でも安心して利用できるでしょう。
ただし、運営側が設定する「スプレッド(売値と買値の差)」があるため、取引コストはやや割高になる傾向があります。
取引所
取引所は、ユーザー同士が仮想通貨を売買し合う「マッチング形式」の仕組みです。
自分で価格を決めて注文できるため、販売所よりも手数料が安く済むケースが多いのが特徴です。
慣れてくれば自由度が高く、コストを抑えた取引ができるので、ステップアップを目指す人におすすめです。
【海外】仮想通貨が買えるおすすめの仮想通貨取引所3選

ここでは、仮想通貨が買えるおすすめの海外仮想通貨取引所を3つ紹介します。
- Bybit(バイビット)
- Bitget(ビットゲット)
- MEXC(エムイーエックスシー)
それぞれ見ていきましょう。
Bybit(バイビット)

取扱通貨数 | 200種類以上 |
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最低取引額 | 1USDTからOK(現物・先物取引ともに低額スタート可) |
取引手数料 | ・メイカー:-0.025%(リベート) ・テイカー:0.075% →メイカー(Maker)とは、自分で価格を指定して注文を出す人。 →テイカー(Taker)とは、すでに出ている注文にすぐ応じて取引を成立させる人。 |
入出金方法 | 銀行送金・仮想通貨送金・Web3ウォレット |
入出金手数料 | 仮想通貨送金はネットワーク手数料のみ(取引所による追加なし) |
日本語対応 | あり |
スマホアプリ対応 | あり |
こんな人におすすめ | ・少額から始めたい初心者 ・デリバティブ取引やWeb3に興味がある人 ・直感的な操作で取引したい人 |
Bybitは、取引画面やスマホアプリの使いやすさに定評があり、初めて仮想通貨を始める方でも直感的に操作できる点が大きな魅力です。
特にデリバティブ(先物やレバレッジ)取引に強く、少額からでも本格的なトレード体験が可能。
Web3ウォレット機能も標準搭載されており、NFTやDeFiなど最新の仮想通貨サービスにも気軽にアクセスできます。
初心者から上級者まで幅広くおすすめできる、バランスの取れた総合型取引所です。
おすすめの記事:「Bybitアプリは使えない?規制後のダウンロード方法」
Bitget(ビットゲット)

取扱通貨数 | 550種類以上 |
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最低取引額 | BTC/USDT:0.001BTC、ETH/USDT:0.01ETHなど(取引ペアによる) |
取引手数料 | ・メイカー:0.02%~ ・テイカー:0.06%~(BGB保有で割引) |
入出金方法 | 銀行送金・仮想通貨送金・P2P |
入出金手数料 | 仮想通貨送金はネットワーク手数料のみ(P2Pは手数料無料の場合も) |
日本語対応 | あり |
スマホアプリ対応 | あり |
こんな人におすすめ | ・新しい通貨に挑戦したい人 ・コピートレード機能で学びたい人 ・P2P取引を利用したい人 |
Bitgetは、取扱通貨数が非常に多く、新しいトークンやマイナーコインにチャレンジしたい人におすすめです。
特徴的なコピートレード機能があり、初心者でもプロのトレード手法を簡単に真似できるため、投資の勉強や実践に最適です。
P2P取引も利用でき、現地通貨から直接仮想通貨を購入できる国も多いので、グローバルに活躍したい方にも便利です。
また、BGBトークンを保有することで手数料割引も受けられるため、コストを抑えたい人にもメリットがあります。
おすすめの記事:「Bitgetのコピートレードは稼げる?」
MEXC(エムイーエックスシー)

取扱通貨数 | 1,000種類以上 |
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最低取引額 | 10USDT~(取引ペアによる) |
取引手数料 | ・メイカー:0% ・テイカー:0.2%(一部例外あり) |
入出金方法 | 銀行送金・仮想通貨送金・P2P |
入出金手数料 | 仮想通貨送金はネットワーク手数料のみ |
日本語対応 | あり |
スマホアプリ対応 | あり |
こんな人におすすめ | ・新しいトークンやマイナーコインに興味がある人 ・コストを抑えたい人 ・多彩な投資機会を求める人 |
MEXCは、圧倒的な取扱通貨数の多さと、新規上場トークンの取り扱いスピードが世界トップクラスである点が最大の魅力です。
特に、最新のアルトコインやDeFi、NFT、GameFi、メタバースといった新領域の仮想通貨をいち早く取引できます。
そのため、トレンドを逃したくない投資家や、多様な資産運用を目指す方に最適です。
また、独自のローンチパッド「Kickstarter」や「MX-DeFi」といったサービスを展開。
新規プロジェクトへの早期投資機会や、流動性マイニング・ステーキングなど多様な資産運用が可能です。
他の海外取引所についても詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
おすすめの記事:「日本語対応の海外仮想通貨取引所おすすめ10選」
【国内】仮想通貨が買えるおすすめの仮想通貨取引所3選

仮想通貨が買えるおすすめの国内仮想通貨取引所は、以下の3つです。
- Coincheck(コインチェック)
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- bitbank(ビットバンク)
それぞれ見ていきましょう。
Coincheck(コインチェック)

取扱通貨数 | 35種類(2025年6月時点) |
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最低取引額 | ・販売所:500円から ・取引所:0.005BTCまたは500円相当 |
取引手数料 | 販売所・取引所とも0%(※スプレッドあり) |
入出金方法 | 銀行振込・コンビニ入金・クイック入金 |
入金手数料 | ・銀行振込・クイック入金:無料 ・コンビニ入金:手数料がかかる(詳細は要確認) |
出金手数料 | 407円(銀行出金の場合) |
スマホアプリ対応 | あり |
こんな人におすすめ | ・初めて仮想通貨を買う人 ・スマホで簡単に取引したい人 ・日本の大手企業が運営する取引所を選びたい人 |
Coincheckは、親会社がマネックスグループという大手金融グループであるため、安心して利用できるのが大きな魅力です。
取扱通貨数は35種類と、国内では最大級のラインナップを誇り、ビットコインやイーサリアム、エックスアールピーなど主要な仮想通貨を網羅しています。
販売所なら500円から、取引所も少額から始められるため、初めて仮想通貨を買う方でも気軽にスタートできます。
「とにかく分かりやすく、安心して始めたい」という方にぴったりの取引所です。
bitFlyer(ビットフライヤー)

取扱通貨数 | 38種類(2025年6月時点) |
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最低取引額 | ・販売所:1円〜 ・取引所:0.001BTCなど(通貨ペアによる) |
取引手数料 | ・販売所:無料(スプレッドあり) ・取引所:約定数量×0.01~0.15%(ペアによる) |
入出金方法 | 銀行振込(住信SBIネット銀行・他)、QRコード決済(一部対応) |
入金手数料 | ・住信SBIネット銀行:無料 ・他銀行:330円 ・QRコード決済:手数料あり(詳細は要確認) |
出金手数料 | 220円~770円(銀行・金額による) |
スマホアプリ対応 | あり |
こんな人におすすめ | ・CFD(差金決済)取引やレバレッジ取引にも挑戦したい人 ・多様な通貨を少額から買いたい人 ・セキュリティ重視で安心して取引したい人 |
bitFlyer(ビットフライヤー)は、国内最大手クラスの仮想通貨取引所として高い信頼性とセキュリティを誇ります。
販売所なら1円から、取引所も少額から取引可能なので、初心者でも気軽に始められます。
また、現物取引だけでなく、CFD(差金決済)取引やレバレッジ取引にも対応しており、国内で本格的なデリバティブ取引をしたい方にも最適です。
「多様な通貨を少額から買いたい」「CFDやレバレッジ取引にも挑戦したい」「セキュリティや信頼性を重視したい」という方におすすめです。
bitbank(ビットバンク)

取扱通貨数 | 43種類(2025年6月時点) |
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最低取引額 | ・販売所:0.00000001BTC(ビットコインの場合) ・取引所:0.0001BTC(ビットコインの場合) ※他通貨はペアによる |
取引手数料 | ・販売所:無料(スプレッドあり) ・取引所:Maker手数料0.02%、Taker手数料0.12% |
入金方法 | 銀行振込、仮想通貨入金 |
入金手数料 | 日本円・仮想通貨ともに無料 |
出金手数料 | ・3万円未満:550円 ・3万円以上:770円 |
スマホアプリ対応 | あり |
こんな人におすすめ | ・アルトコイン取引や信用取引をしたい人 ・豊富な銘柄から選びたい人 ・即日口座開設で早く始めたい人 |
bitbank(ビットバンク)は、国内アルトコイン取引量No.1の実績を持つ取引所です。
取扱通貨数は43種類と非常に多く、ビットコインやイーサリアム、リップル、モナコイン、カルダノ、ソラナなど幅広い銘柄を少額から取引できます。
また、オリコン顧客満足度調査で2年連続総合1位を獲得しており、安心・安全なサービスも魅力です。
「アルトコインに詳しくなりたい」「信用取引やレンディングにも挑戦したい」「手数料を抑えて効率よく取引したい」という方におすすめです。
他の取引所についても詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
おすすめの記事:「【日本・海外】仮想通貨取引所のおすすめランキング」
仮想通貨取引所を選ぶポイント

ここでは、仮想通貨取引所を選ぶ際に確認すべき5つのポイントを紹介します。
- 高いレバレッジがかけられる取引所を選ぶ
- 少額から取引できるか、最低取引金額をチェックする
- 取引手数料・出金手数料などのコストを比較する
- アプリの使いやすさや日本語対応を事前にチェックする
- 自分が取引したい仮想通貨が揃っているか確認する
それぞれ見ていきましょう。
高いレバレッジがかけられる取引所を選ぶ
レバレッジとは、手元資金の数倍〜数十倍の取引ができる仕組みです。
たとえば10倍のレバレッジなら、1万円で10万円分の取引が可能になります。
うまくいけば大きなリターンを狙えますが、損失も同じように拡大するためリスクも高くなります。
対応している取引所を選ぶときは、どれくらいの倍率までレバレッジをかけられるか(レバレッジ上限)をまず確認しましょう。
さらに、損失が一定額を超えたときに自動で取引が止まる「ロスカット」機能があるかどうかも重要です。
少額から取引できるか、最低取引金額をチェックする
仮想通貨の取引は、取引所によって最低購入金額が異なります。
中には1円〜500円程度から始められる取引所もあり、投資初心者でも大きな負担なくスタートできます。
とくに初めて購入する場合は、少額から試せることでリスクを抑えながら仮想通貨に慣れることができるため安心です。
取引手数料・出金手数料などのコストを比較する
仮想通貨の取引では、見落としがちな手数料が思わぬコストになることもあります。
売買時の「取引手数料」はもちろん、「スプレッド(売値と買値の差)」や「日本円の出金手数料」なども重要なチェックポイントです。
取引所によっては、メイカー・テイカー方式や独自トークンによる手数料割引もあります。
長期的に取引するつもりなら、手数料の安さは特に重視すべき要素です。
アプリの使いやすさや日本語対応を事前にチェックする
取引所のスマホアプリやウェブサイトの使いやすさは、日々の取引に直結する重要な要素です。
画面が見やすく、操作がシンプルであるかどうかに加え、日本語での表記やチャットサポートの有無も確認しましょう。
とくに初心者のうちは、わかりにくい画面や英語中心のサポートだと不安になりがちです。
自分が取引したい仮想通貨が揃っているか確認する
仮想通貨は、取引所ごとに取り扱っている銘柄が異なります。
ビットコインやイーサリアムなどの主要通貨はほとんどの取引所で扱われていますが、アルトコイン(それ以外の通貨)や新興トークンに関しては対応していないこともあります。
今後さまざまな銘柄に投資したいと考えている方は、取扱通貨数が多く、新規上場に積極的な取引所を選ぶと、より多くのチャンスに出会えるでしょう。
仮想通貨投資の始め方

ここからは、実際に仮想通貨を購入するまでの流れを、5つのステップでわかりやすく解説します。
- STEP1.仮想通貨取引所を選ぶ
- STEP2.取引所で口座を開設する
- STEP3.日本円を入金する
- STEP4.仮想通貨を購入する
- STEP5.セキュリティ対策をする
それぞれ見ていきましょう。
仮想通貨取引所を選ぶ
まずは、仮想通貨を売買するための取引所を選びましょう。
取扱通貨の種類、取引手数料、スマホアプリの使いやすさ、日本語対応の有無などが比較ポイントです。
口コミや運営会社の実績をしっかりと確認しておくと安心です。
取引所で口座を開設する
取引所が決まったら、次は口座開設を行います。
手続きはすべてオンラインで完結し、スマホ1台でも申請可能です。
本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)をアップロードして審査を受けます。
最短で当日中に取引を始められるケースもあります。
日本円を入金する
口座が開設できたら、仮想通貨を買うために日本円を入金します。
入金方法は「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」などがあり、反映までの時間は数分~数時間ほどです。
入金手数料は取引所によって異なります。
取引所によっては、特定の銀行を使えば入金手数料が無料になることもあります。
仮想通貨を購入する
入金が完了したら、実際に仮想通貨を購入しましょう。
購入方法は「販売所」と「取引所」の2種類があります。
販売所は取引所から直接購入する形式で、すぐに買える反面、スプレッド(価格差)がやや広い傾向があります。
取引所は、他ユーザーと価格をマッチさせて売買する形式で、少し仕組みは複雑ですがコストを抑えられます。
セキュリティ対策をする
仮想通貨はインターネット上の資産なので、盗難やハッキングのリスクがあります。
購入後は、取引所に預けたままにせず、自分専用のウォレット(ホットウォレットやコールドウォレット)に移すのがおすすめです。
特にコールドウォレットはネットに接続されていないため、安全性が高くなります。
また、取引所のログインには二段階認証の設定を行い、パスワードも使い回さず強力なものに変更しておきましょう。
メールやSMSを装った詐欺(フィッシング)にも注意が必要です。
仮想通貨の投資方法一覧|代表的な6つの方法を比較

投資方法 | 内容 | おすすめな人 | リスク・注意点 |
---|---|---|---|
現物取引 | 自分のお金で仮想通貨を買って持っておく方法 | 初心者、じっくり投資したい人 | 価格が下がると損をする。取引所が破綻すると資産が戻らないことも。 |
レバレッジ取引 | 自分のお金に倍率をかけて、大きな取引ができる方法 | 経験者、大きな利益を狙う人 | 利益も損も大きくなる。初心者は特に要注意。 |
信用取引 | 仮想通貨を借りて売買し、あとで返す方法 | 中級者以上、上下どちらでも利益を狙う人 | 借りた分を返す必要がある。損失が大きくなることも。 |
積立投資 | 毎月決まった額を自動で仮想通貨に投資する方法 | 初心者、コツコツ貯めたい人 | 価格が下がると損する。積み立て額を間違えない。 |
レンディング | 仮想通貨を取引所に預けて利息をもらう方法 | 安定収入がほしい人 | 預けた取引所が破綻すると資産が戻らない可能性がある。 |
ステーキング | 仮想通貨を持っているだけで報酬がもらえる方法 | 長く持つ人、安定収入がほしい人 | 預けている間は売れない。価格が下がると損する。 |
仮想通貨投資が初めての方は、まずは現物取引から始めるのがおすすめです。
少額から購入でき、自分の資金だけで運用するためリスクを抑えやすいのが特徴です。
慣れてきたら、他の投資方法にも少しずつ挑戦してみましょう。
仮想通貨の税金・確定申告のルール

ここでは、仮想通貨の税金・確定申告のルールを、以下の2つに分けて解説します。
- 課税対象と税率の基本
- 確定申告が必要になるケース
それぞれ見ていきましょう。
課税対象と税率の基本
仮想通貨で利益が出た場合、その利益には税金がかかります。
たとえば「仮想通貨を売って日本円にした」「別の仮想通貨に交換した」「仮想通貨で商品を買った」といった取引で得た利益は、すべて課税対象です。
2025年6月時点では、仮想通貨の利益は「雑所得」として扱われ、所得税と住民税を合わせて最大約55%の累進課税が適用されます(収入が多いほど税率が高くなる仕組み)。
税率が大きく変わる可能性があるため、今後の制度改正にも注目しておきましょう。
確定申告が必要になるケース
仮想通貨の取引で得た利益が年間20万円を超えた場合は、基本的に確定申告が必要です。
たとえ売却益が日本円でなく、仮想通貨同士の交換で発生した場合でも、利益が出ていれば対象になります。
会社勤めの人で、仮想通貨の利益が20万円以下なら申告は不要とされています(ただし、医療費控除など他の理由で申告する場合は記載が必要です)。
なお現時点では、仮想通貨で損失が出た場合に翌年以降へ繰り越す制度(損失繰越控除)は利用できません。
将来的に分離課税が導入されると、株と同じく3年間の損失繰越が可能になる見通しです。
仮想通貨(ビットコイン)の価格推移|チャートから分析してみた

仮想通貨「ビットコイン」の価格は、誕生から現在までに何度も大きな変動を経験してきました。
ここでは、代表的な成長期・バブル崩壊・最高値の更新時期を振り返り、今後の価格見通しについても紹介します。
ビットコインが成長した時期とバブル崩壊(2012年~2020年)

2012年から2020年までは、ビットコインが何度もバブルとその崩壊を繰り返しながら、徐々に存在感を高めていった時期です。
- 2012年〜2013年
- 2012年は年間で約189%上昇。2013年には約5,429%の急騰を記録し、1年で価値が約55倍に。初期の注目を集めました。
- 2014年〜2015年
- 2014年はバブル崩壊により約56%下落。その後、2015年は約34%上昇し、少しずつ価格が落ち着きを取り戻します。
- 2016年〜2017年
- 2016年は約124%、2017年には約1,336%上昇し、再びバブル相場に突入。ビットコインが世間に広く知られるようになりました。
- 2018年〜2019年
- 2018年には約73%下落と急落し、再びバブル崩壊。2019年は約94%上昇し、反発の動きが見られます。
- 2020年
- 新型コロナによる金融緩和の影響もあり、約304%の上昇。世界中でビットコインへの注目が高まった年でした。
最高値更新と大きな値動きが続いた時期(2021年~2025年)

この時期は仮想通貨市場が大きな注目を集め、ビットコインの価格も大きく動きました。
急騰と下落を繰り返しながら、史上最高値を更新しています。
- 2021年
- 仮想通貨ブームの追い風を受けて約59%上昇し、史上最高値を更新。多くの個人投資家が参入しました。
- 2022年
- 米国のインフレやFTX破綻の影響で約64%の大幅下落。市場に不安が広がり、大きな調整局面に。
- 2023年
- 米銀の破綻などを受けて一時的に資金がビットコインに流入し、約156%の上昇。価格が再び回復。
- 2024年〜2025年
- 2024年3月には1,000万円を突破、6月には1,125万円を記録。2025年1月には1,600万円台まで上昇し、現在は1,500万円前後で推移しています。
今後の価格はどうなる?これからの見通し(2025年以降)
仮想通貨「ビットコイン」の今後の価格については、AI予測や専門家の見解によって幅がありますが、概ね1,800万〜2,000万円台を中心とした強気な予測が目立ちます。
たとえば、主要な予測は以下のとおりです。
- PricePrediction:平均1,883万円、最高2,087万円
- Coin Price Forecast:2025年末で約1,794万円
- ICOBench:900万円〜3,300万円
- 一部の海外アナリスト:20万〜25万ドル(約2,900万〜3,600万円)
さらに、2030年に向けては以下のような長期予測もあります。
- PricePrediction:平均1億3,053万円、最高1億5,112万円
- Coin Price Forecast:約2,960万円
- ICOBench:2,000万円〜9,000万円
価格上昇が期待される主な要因としては、ビットコインETFによる資金流入、国家や企業の保有拡大、機関投資家の参入、仮想通貨決済の普及などが挙げられます。
一方で、以下のようなリスクにも注意が必要です。
- 急激な価格変動やバブル崩壊の可能性
- 各国の規制強化や税制変更
- 景気悪化・外部ショックによる市場の動揺
ビットコインは将来的に大きな成長が期待される一方で、短期的には値動きが激しい資産です。
余裕資金で、長期目線での投資を心がけることが大切です。
まとめ
本記事では、仮想通貨(暗号資産)について詳しく解説しました。
それでは、この記事の要点を振り返ってみましょう。
- 仮想通貨とは、インターネット上で使える“新しいお金”で、中央管理者を介さずにやり取りできる仕組みを持つ
- ブロックチェーン技術によって安全性が保たれており、送金・投資など幅広く活用できる
- 半減期や価格の急変動、規制の影響などリスクもあり、「やめとけ」と言われる背景にもなっている
- 注目銘柄としては、ビットコイン・イーサリアム・ソラナ・シバイヌ・トランプコインなどがある
- 海外ではBybit、Bitget、MEXC、日本国内ではCoincheck、bitFlyer、bitbankが初心者にも人気の取引所
- 仮想通貨を始めるには、まず取引所を選び、口座開設・入金・購入・保管のステップを踏むだけでOK
- 投資方法は、現物購入や積立投資から、慣れたらステーキングやレンディングも視野に
- 利益が出た場合は税金がかかるため、年間20万円以上の利益がある人は確定申告が必要
本記事を参考に、自分に合った取引所を選び、少額から無理なく仮想通貨投資を始めてみましょう。