- Hyperliquidってなに?
- 取引所の特徴や使い方は?
- 将来性は期待できる?
こういった疑問を抱えている方はいませんか?
結論から言うと、Hyperliquid(ハイパーリキッド)とは、高速な取引処理ができる話題沸騰中の分散型取引所(DEX)です。
企業が運営している一般的な中央集権型取引所(CEX)とは違い、ブロックチェーン上でユーザー同士が直接取引する仕組みが採用されています。
2024年11月には、高額のエアドロップ(airdrop)を実施して注目を集めました。
上記の内容を解説するのとともに、本記事では、
- Hyperliquidの正しい使い方や手順
- 独自トークンの仮想通貨HYPEとは?
- 仮想通貨HYPEの買い方
- Hyperliquidの口コミや評判
など、Hyperliquidについて網羅的に解説しています。
仮想通貨への投資を検討している方は、ぜひ一度参考にしてみてください。
【話題沸騰中】Hyperliquid(ハイパーリキッド)とは?

取引所名 | Hyperliquid(ハイパーリキッド) |
開発元 | Hyperliquid Labs |
運営歴 | 2022年~ |
取引所のタイプ | 分散型取引所(DEX) |
ブロックチェーン | Hyperliquid L1 |
提供サービス | ・永久先物取引 ・現物取引流動性提供ステーキング |
取り扱い通貨 | 170種類以上(2025年5月現在) |
独自トークン | 仮想通貨HYPE |
レバレッジ | 最大50倍 |
入出金方法 | BTCやUSDT、USDCなど |
Hyperliquid(ハイパーリキッド)とは、2022年より運営をスタートした話題沸騰中の分散型仮想通貨取引所(DEX)です。
一般的な中央集権型取引所(CEX)では、仲介機関に依存して暗号通貨の購入・販売・取引を行います。
全ての取引はオンチェーンで実行されるため、高い透明性とセキュリティの高さが確保されています。
取り扱い通貨は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要な通貨を含む170種類以上(2025年5月現在)と豊富です。
中央集権型取引所を超えるトレード環境の構築を目標としているので、初心者から上級者まで幅広いトレーダーにHyperliquidは向いているでしょう。

Hyperliquidの特徴7選を解説

ここでは、Hyperliquidがどのような特徴を持つ分散型取引所なのか解説していきます。
- 仮想通貨の永久先物取引ができる
- 高速な独自コンセンサスアルゴリズムのHyperBFTを採用している
- マッチメイク方式はオーダーブックを採用している
- 最大50倍のレバレッジをかけて170種類以上の銘柄を取引できる
- ポイントプログラム参加者に高額のエアドロップ(airdrop)を実施した実績あり
- メイカー注文が約定すると手数料を受け取れる
- 本人確認(KYC)不要で利用できる
独自の機能や仕組みについて、詳しく見ていきましょう。
仮想通貨の永久先物取引ができる
Hyperliquidでは、仮想通貨の現物取引と永久先物取引を提供しています。
中央集権型取引所との違いは、永久先物取引(Perpetual Contracts)に対応しているところです。
永久先物取引とは、満期日が設定されていない先物取引のことを指します。
証拠金を利用してレバレッジをかけて、価格の変動を予測して利益を狙います。
高速な独自コンセンサスアルゴリズムのHyperBFTを採用している
Hyperliquidの取引処理速度が早いのは、HyperBFTを採用しているのが理由です。
HyperBFTはオリジナルのコンセンサスアルゴリズムで、Meta社で開発されたHotStuffを基盤としています。
他のブロックチェーンと比較してみても、Hyperliquidの取引処理能力は高速です。
マッチメイク方式はオーダーブックを採用している
Hyperliquidでは、オーダーブックトレード(Orderbook trading)を採用しています。
オーダーブックトレードとは、仮想通貨の売り手と買い手をマッチングさせる取引のことです。
オーダーブックでは、ブロックチェーン上にトレーダーの売り注文や買い注文が帳簿のように記録されています。

最大50倍のレバレッジをかけて170種類以上の銘柄を取引できる
Hyperliquidでは、2025年5月現在で170種類以上の銘柄を取り扱っています。
主要な銘柄はもちろんのこと、新興トークンやマイナーコインを最大50倍のレバレッジで取引可能です。

ポイントプログラム参加者に高額のエアドロップ(airdrop)を実施した実績あり
Hyperliquidは、2024年の11月29日に独自ネイティブトークンである仮想通貨HYPEのエアドロップ(airdrop)を実施しました。
ポイントプログラムに基づき、早期ユーザーや貢献度の高いユーザーにHYPEが配布されています。
Xを見てみると、4,600万円相当に及ぶ高額のHYPEを獲得したトレーダーもいたようです。

DeFiプロジェクト「Hyperliquid」が熱い🔥
早期ユーザーにエアドロップ実施し、時価総額20億ドル突破👀
8万HYPE(4600万円相当)獲得者も⁉️
引用:X
2025年5月現在で、エアドロップは終了しました。
メイカー注文が約定すると手数料を受け取れる
Hyperliquidの手数料は、メイカー(指値)が-0.0025%、テイカー(成行)が0.025%です。
メイカー注文が約定した場合に限り、逆に手数料を受け取れます。
本人確認(KYC)不要で利用できる
一般的な仮想通貨取引所では、取引や出金の利用で本人確認(KYC)が必要です。
一方でHyperliquidは、本人確認が必要ありません。
本人確認書類の提出や審査が面倒な方には、Hyperliquidがおすすめです。


Hyperliquidの正しい使い方


Hyperliquidの使い方や取引の手順は、以下のとおりです。
- 対応するウォレット(MetaMaskなど)や仮想通貨を用意する
- Hyperliquidとウォレットを接続する
- 証拠金としてUSDCを入金する
- 永久先物取引や現物取引を行う
残念ながら日本語には対応していませんが、機能はシンプルで見やすい画面が採用されています。
対応するウォレット(MetaMaskなど)や仮想通貨を用意する
まず最初に、Hyperliquidに対応している以下のウォレットを、いずれか一つ用意します。
- MetaMask
- WalletConnect
- Ronin Wallet
- Coinbase Wallet
- OKX Wallet
無料ダウンロードできる点やさまざまなプラットフォームに接続できるところを加味すると、イーサリアムベースのMetaMask(メタマスク)がおすすめです。


ウォレットを導入した後は、取引の元手になる仮想通貨を用意します。
Hyperliquidでは、日本円などの法定通貨が使えないので注意してください。
Hyperliquidとウォレットを接続する
次にHyperliquidの公式サイトを開き、上部メニューの「Connect」をタップします。


ウォレット接続の選択肢が表示されたら、MetaMaskなど任意のウォレットを選びましょう。


内容を確認して「Accept」をタップすると、Hyperliquidとウォレットの接続は完了です。
証拠金としてUSDCを入金する
画面の右側に表示された「Deposit」をタップし、以下の流れでUSDCを入金します。
- ウォレットの接続画面が表示されたら、「確認」をタップする
- ネットワーク(Arbitrum)を選択し、USDCの数量を指定する
- ウォレットで送金内容を確認し、問題なければ入金を済ませる
証拠金として仮想通貨を入金する場合、ガス代などの手数料がかかります。
永久先物取引や現物取引を行う
USDTの入金が完了したら、仮想通貨の取引を始めます。
Hyperliquidでのトレードは、永久先物取引と現物取引の2種類から選択可能です。
- 取引画面で「Perps」をタップする
- 最大50倍のレバレッジを設定する
- ロングまたはショートを選択して注文を確定する
- 画面上部の「Trade」をタップする
- 「BTC/USDC」などの取引ペアを選択する
- 購入または売却を選択して数量を入力する
- 内容に問題がなければ「Confirm」をタップする


Hyperliquidの仮想通貨HYPEとは?


Hyperliquidでは、独自トークンの仮想通貨HYPEが注目を集めています。
仮想通貨HYPEの特徴は以下の3つです。
- 将来性のある独自トークンのこと
- 2024年11月にローンチされてから価格が上昇している
- 強気相場が続く場合は50~60ドルの水準に達すると予想できる
HyperliquidでHYPEを購入する前にチェックしておきましょう。
将来性のある独自トークンのこと
Hyperliquidが投資家から注目を集めているのは、独自トークンの仮想通貨HYPEを提供しているからです。
ネットワークのガバナンスやステーキング報酬、取引の手数料割引など幅広い用途があります。
コミュニティの意見を運営に反映させる投票機能も兼ね備えています。
投資目線や報酬獲得など用途が幅広いため、仮想通貨HYPEは将来性が期待できるトークンです。
2024年11月にローンチされてから価格が上昇している
仮想通貨HYPEは、2024年11月29日の高額エアドロップでローンチされました。
最初は約24ドルでスタートし、右肩上がりの成長を見せています。


2025年の1月になると、中央集権的の可能性が指摘されて約21ドルまで下落しました。


2025年5月現在では、約19ドル~20ドル付近で推移しています。
強気相場が続く場合は50~60ドルの水準に達すると予想できる
HyperliquidのHYPEが今後上がるのか下がるのか、推移が気になる方は多いでしょう。
右肩上がりの価格上昇は落ち着き、現在の価格は安定しています。
しかし、強気相場が続くと仮定すると、50~60ドルの水準に達しても不思議ではありません。
Hyperliquidエコシステムは今までに60以上のプロジェクトを収容し、時価総額は50億ドルを超えています。
新しい機能の追加やパートナーシップの拡大は、今後重要な価格上昇要因と考えられます。
ただし、弱気相場が訪れた場合、HYPEの価格は下落する可能性があると心得ておきましょう。


Hyperliquid|仮想通貨HYPEの買い方を紹介


ここでは、仮想通貨HYPEの買い方を分かりやすく解説していきます。
- 国内の取引所でイーサリアムを購入する
- MetaMaskのウォレットにイーサリアムを送金する
- Hyperliquid入金用のUSDTにイーサリアムを交換する
- Hyperliquidに交換したUSDTを入金する
- 元手のUSDTで仮想通貨HYPEを購入する
今後の需要増加は十分に期待できるため、HYPEへの投資を検討している方は要チェックです。
国内の取引所でイーサリアムを購入する
仮想通貨HYPEの購入には、国内取引所の利用が必要です。
そこで、コインチェックやGMOコインなどでイーサリアム(ETH)を購入しましょう。


HYPE購入分とガス代分のイーサリアムを日本円で購入します。
MetaMaskのウォレットにイーサリアムを送金する
次に、日本円で購入したイーサリアムをMetaMaskのウォレットに送金します。


先ほど利用した国内取引所の口座管理画面で、MetaMaskのアドレスをコピー&ペーストします。
Hyperliquid入金用のUSDTにイーサリアムを交換する
MetaMaskでは、とある暗号資産トークンを別のものと交換するスワップ機能が用意されています。


このスワップ機能を利用し、イーサリアムをHyperliquidに入金する用のUSDTに交換しましょう。
ただし、USDTに入金する際に、少額のETHがガス代として引かれます。
Hyperliquidに交換したUSDTを入金する
次にHyperliquidの公式サイトにアクセスし、上部メニューの「Connect」をタップします。


そしてウォレット一覧からMetaMaskを選び、USDTを入金しましょう。
元手のUSDTで仮想通貨HYPEを購入する
最後に元手のUSDTを使い、お目当ての仮想通貨HYPEを購入しましょう。
「Trade」を選択し、「HYPE」と入力して検索すると、HYPEとUSDCの現物ペアを見つけられます。


Hyperliquidの口コミや評判まとめ


ここでは、Hyperliquidを利用しているトレーダーの評判をご紹介します。
- 良い口コミや評判
- 悪い口コミや評判
良い口コミと悪い口コミの両方を把握し、仮想通貨による投資を始めるのかどうか検討してみてください。
良い口コミや評判



ハイリキのAirDropが凄いという事でどんなもんかなと思ってアプリ開いたら納得した、凄いわ、Tradeviewと同じやし出金拒否される事も無いし仮想通貨のトレードするなら絶対使うやろな
引用:X



Hyperliquid 使いやすいし、トラブル時の最速対応と抜本的対応も良かった。説明も適切。
引用:X
仮想通貨のトレードで、Hyperliquidを積極的に使っている方がいました。
出金拒否されることのない点を高く評価しています。
中央集権型取引所は運営会社の不正行為による出金拒否のリスクが少なからずあるため、安心して取引したいならHyperliquidで決まりです。
また、トラブル時の対応や使いやすさで満足している方もいました。


悪い口コミや評判



hyperEVMがローンチされたということで今さらだけどhyperliquidの調査を始めた。少しhypeの現物を買った途端に急落。まあいつものことだから気にしないでおく。
引用:X



【注意】現在、App StoreにHyperliquidの公式アプリと偽るフェイクアプリが存在しています
現時点でHyperliquidの公式モバイルアプリはなく、利用できるのはPWAのみです
引用:X
仮想通貨HYPEの現物を買い、途端に急落したとショックを受けているトレーダーがいました。
この点に関してはどの通貨やトークンにも当てはまるため、仕方がありません。
間違ってダウンロードしないように注意してください。
Hyperliquidに関してよくある質問


Hyperliquidに関してよくある質問をQ&A形式で解説していきます。
- 出金手数料はいくら?
- スマホアプリをダウンロードできる?
- 独自ブロックチェーンの特徴は?


まとめ
当記事では、Hyperliquidの特徴や正しい使い方、仮想通貨HYPEの買い方や口コミの評判について解説しました。
本記事のまとめポイントはこちらです。
- Hyperliquidとは、ユーザー間で取引ができる分散型仮想通貨取引所(DEX)のこと
- 「永久先物取引ができる」「オーダーブックを採用している」「高額エアドロップの実績がある」などの特徴あり
- 対応のウォレットや仮想通貨を用意し、USDCやUSDTを入金して取引ができる
- 独自トークンの仮想通貨HYPEは、2024年11月にローンチされてから一気に価格が上昇した
- 2025年5月現在で、仮想通貨HYPEは約19ドル~20ドルで推移している
- イーサリアムの購入やUSDTへの交換、USDTの入金でHYPEを購入できる
- 「出金拒否の心配がないから安心」「とても使いやすい」などの口コミや評判あり
高度な取引処理能力とイーサリアム(ETH)との相互運用性を兼ね備えている分散型仮想通貨取引所です。
海外の銘柄に投資したいトレーダーやハイリスク・ハイリターンを狙っている方は、Hyperliquidを利用してみてはいかがでしょうか。