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暗号通貨インデックスファンドは日本で買える?米国銘柄や投資方法も紹介

暗号資産 インデックスファンド アイキャッチ

「暗号通貨インデックスファンドとは?」
「暗号通貨インデックスファンドは日本で買える?」
「暗号通貨関連で今すぐ投資する方法は?」

このような疑問を抱えていませんか?

結論からいうと、日本国内では2025年6月時点で暗号資産インデックスファンドを直接購入できません

この記事では、上記の内容を詳しく解説していくとともに、

  • 暗号通貨インデックスファンドの基本的な仕組み
  • 日本で購入できない理由
  • 米国での銘柄情報

など、暗号通貨インデックスファンドについて網羅的に解説していきます。

記事後半では、暗号通貨インデックスファンドの代替手段となる投資方法も紹介しています。

この記事を読めば、暗号通貨インデックスファンドが買えない今でも実践できる投資方法がわかり、自分に合った暗号通貨の運用方法を選ぶ参考になるでしょう。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

暗号通貨インデックスファンドの基礎知識

暗号資産 インデックスファンド 基礎知識

暗号通貨インデックスファンドの基礎知識を、以下2つの観点から解説します。

  • 暗号通貨インデックスファンドとは?
  • 一般的なインデックスファンドとの違い

暗号通貨ならではの分散投資の仕組みや、従来型ファンドとの違いを理解することで、投資判断に役立つ知識が得られるでしょう。

暗号通貨インデックスファンドとは?

暗号通貨インデックスファンドは、複数の暗号資産(仮想通貨)に分散投資する仕組みを持つ投資信託の一種です。

個別の暗号通貨を選ばずに、全体の価格動向に合わせた運用ができます。

暗号資産市場は価格の変動が大きく、ひとつの通貨に集中投資するとリスクも高まります。

暗号通貨インデックスファンドであれば、複数の通貨に分散されており、比較的安定した運用が期待できるでしょう。

暗号通貨インデックスファンドは、仮想通貨に興味があるものの、自分で通貨を選んで売買するのは難しいと感じる方に適した投資方法です。

一方で、自分で通貨を選んで投資したいという方は、以下の記事を参考にしてみてください。

おすすめの記事:「アルトコインおすすめ20選

一般的なインデックスファンドとの違い

暗号通貨インデックスファンドと一般的なインデックスファンドには、投資対象・価格の変動性・連動する指数などにおいて明確な違いがあります。

これらの違いを理解することで、投資家は自身のリスク許容度や投資目的に応じた適切な選択が可能となります。

以下の表に、両者の主な違いをまとめました。

項目暗号通貨インデックスファンド一般的なインデックスファンド
投資対象ビットコイン、イーサリアムなどの暗号通貨株式、債券などの伝統的な金融資産
価格の変動性値動きが大きく、短期間で大きく変動することがある比較的安定しており、価格の変動は緩やか
連動する指数暗号資産市場の特定の指数(例:S&P暗号通貨指数)株式市場の主要指数(例:S&P500、日経平均株価)
規制環境規制が未整備、国や地域によって異なる規制が整備されており、投資家保護の仕組みが確立

暗号通貨インデックスファンドは、暗号資産市場への分散投資を可能にする新しい投資手段です。

しかし、価格の変動性や規制の不確実性など、特有のリスクも存在します。

一方、一般的なインデックスファンドは安定した市場環境と確立された規制のもとで運用されており、比較的リスクが低いとされています。

投資家は、自身の投資目的やリスク許容度を考慮し、適切なファンドを選択することが重要です。

暗号資産インデックスファンドは日本で買える?

暗号資産 インデックスファンド 日本で買える?

暗号通貨インデックスファンドの日本における取り扱い状況や過去の事例について紹介します。

  • 2025年6月時点で日本での取り扱いはない
  • 日本で唯一運用されていたSBI暗号資産ファンドとは?

日本における暗号通貨インデックスファンドについて、理解を深めておきましょう。

2025年6月時点で日本での取り扱いはない

2025年6月現在、日本国内では仮想通貨に直接投資する暗号通貨インデックスファンドは承認されていません

金融商品取引法のもとで、暗号通貨は法的に有価証券と同等に扱われておらず、公募の投資信託に組み入れることができない状況です。

したがって、個人投資家が国内の証券会社や投資信託を通じて暗号通貨に分散投資する手段は、現時点では存在しません

将来的な制度改正の可能性はあるものの、現状はアメリカなど海外でのみ取り扱いされているものと認識することが重要です。

日本で唯一運用されていたSBI暗号資産ファンドとは?

SBIグループが2021年に提供を開始した「SBI暗号資産ファンド」は、仮想通貨に分散投資できる国内初の試みとして注目されました。

ビットコインやイーサリアムなど複数の暗号資産に資金を分けて運用する形式で、投資信託に近い仕組みを取り入れていました。

ただし、これは適格機関投資家向けの私募ファンドであり、一般の個人投資家は購入できない仕組みです。

さらに、現時点では本ファンドは販売を終了しており、継続的な募集はおこなわれていません。

日本では暗号資産に直接投資する公募型ファンドは法的に未整備のため、仮想通貨のインデックス型投資は依然として困難です。

【アメリカ】暗号通貨インデックスファンド5選

日本では取り扱われていない暗号通貨インデックスファンドですが、アメリカでは仮想通貨に分散投資できる投資信託やETFが複数登場しています。

  • Bitwise 10 Crypto Index Fund(BITW)
  • Grayscale Digital Large Cap Fund(GDLC)
  • Bitwise Crypto Industry Innovators ETF(BITQ)
  • Galaxy Crypto Index Fund
  • Hashdex Nasdaq Crypto Index ETF

各ファンドの構成や特徴を比較し、暗号資産インデックス投資の選択肢を見ていきましょう。

Bitwise 10 Crypto Index Fund(BITW)

Bitwise 10 Crypto Index Fund(BITW)は、Bitwise社が運用する暗号通貨インデックスファンドで、アメリカの個人投資家に広く利用されています。

時価総額の上位10銘柄に分散して投資する仕組みで、主要な仮想通貨をバランスよくカバーしている点が特徴です。

組入れられている代表的な暗号通貨は以下のとおりです。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • エックスアールピー(XRP)
  • ソラナ(SOL)
  • カルダノ(ADA)

構成銘柄は毎月見直され、市場環境に応じて自動的に再調整されます。

個別銘柄に詳しくなくても、仮想通貨市場全体に分散して投資できる点が魅力です。

Grayscale Digital Large Cap Fund(GDLC)

Grayscale Digital Large Cap Fund(GDLC)は、アメリカのGrayscale社が提供する暗号通貨インデックスファンドで、時価総額の大きい仮想通貨を中心に分散投資しています。

大型の暗号通貨に限定して構成されているため、安定性と市場全体の動きに連動する運用が期待できます。

主な組入れ銘柄は以下のとおりです。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • エックスアールピー(XRP)
  • ソラナ(SOL)
  • カルダノ(ADA)

これらをバランスよく組み入れることで、仮想通貨市場全体の動きを反映しつつ、安定性を確保しています。

個人投資家も上場ファンドとして購入可能で、仮想通貨における投資信託の選択肢の一つとして注目されています。

Fidelity Wise Origin Bitcoin Fund(FBTC)

Fidelity Wise Origin Bitcoin Fund(FBTC)は、大手資産運用会社Fidelity Investmentsが提供する上場型ビットコイン投資信託です。

米国証券取引委員会(SEC)の承認を受けたビットコイン現物ETFのひとつで、仮想通貨の値動きに連動する仕組みを採用しています。

投資対象は単一で、ビットコイン(BTC)に100%連動しています。

ビットコインそのものを保有・管理し、価格に連動することを目的としたインデックスファンドのため仮想通貨市場への直接的な投資を希望する個人投資家に注目される商品です。

証券口座からの売買が可能で、税制上の優遇口座でも取り扱える点が評価されています。

Galaxy Crypto Index Fund

Galaxy Crypto Index Fundは、米国のGalaxy Digital社が提供する暗号通貨インデックスファンドです。

Bloombergと共同開発した「Bloomberg Galaxy Crypto Index(BGCI)」に基づいて運用されています。

主要な仮想通貨に分散して投資することで、市場全体の動きを捉えることを目的としています。

組入れ対象の代表的な暗号通貨は以下のとおりです。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ソラナ(SOL)
  • ポルカドット(DOT)
  • ライトコイン(LTC)

各暗号通貨の構成比率は、最大35%、最小1%に制限され、毎月見直されます。

投資信託のように扱いやすく、仮想通貨の個別選定に不安がある投資家にも適した選択肢です。

Hashdex Nasdaq Crypto Index ETF

Hashdex Nasdaq Crypto Index ETFは、ブラジルの運用会社Hashdexと米国のナスダックが共同開発した暗号通貨インデックスファンドです。

暗号通貨市場の全体的な動きに連動するよう設計されており、時価総額と流動性を重視した主要銘柄への分散投資が特徴です。

組み入れられている代表的な仮想通貨は以下のとおりです。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • エックスアールピー(XRP)
  • ソラナ(SOL)
  • カルダノ(ADA)

構成は定期的に見直され、常に市場の主要資産にバランスよく投資できるよう維持されています。

投資信託と同様の仕組みで、個人投資家も仮想通貨市場へ広く分散して参加することが可能です。

なお、個別に暗号通貨へ投資する場合は、目的に合った取引所の比較も重要です。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

おすすめの記事:「【日本・海外】仮想通貨取引所のおすすめランキング

暗号通貨インデックスファンドの販売を待たずに今すぐ投資する方法

暗号資産 インデックスファンド 今すぐ投資する方法

暗号通貨インデックスファンドの日本での販売は、当面の間、未定です。

そこで、暗号通貨関連に投資したい方向けに、今すぐ投資可能な2つの方法を紹介します。

  • 暗号通貨関連のインデックスファンドに投資する
  • 暗号通貨に直接投資する

暗号通貨インデックスファンドの選択肢がない現状でも、実行可能な手段を押さえておくことで、賢く資産形成を進められるでしょう。

仮想通貨関連のインデックスファンドに投資する

暗号通貨インデックスファンドの販売が限られている状況でも、仮想通貨やブロックチェーン関連の企業に投資するインデックス型の投資信託には投資可能です。

暗号通貨と同様の市場成長に乗れるため、今後の伸びが期待されるテーマ型ファンドは、分散しながらも高いリターンが狙えます。

また、ブロックチェーン技術を活用する企業の株を集めたインデックスファンドは、価格変動が比較的安定しており、長期の資産形成にも向いています。

暗号通貨に直接投資する

暗号通貨インデックスファンドの登場を待たずに投資したい場合、暗号通貨そのものを直接購入する方法があります。

取引所を利用すれば初心者でも簡単に暗号通貨を購入できます。

たとえば、国内で金融庁に登録された取引所を活用することで、安全性を確保しながら複数の銘柄に分散投資も可能です。

直接暗号通貨を保有することで、ファンド手数料を回避できる点も魅力です。

暗号通貨関連インデックスファンドのおすすめ銘柄ランキング5選

暗号資産 インデックスファンド ランキング

暗号通貨関連のインデックスファンドのなかで、リターンの高さや今後の将来性をふまえたおすすめ銘柄ランキング5選を紹介します。

  • 1位|グローバル・フィンテック株式ファンド
  • 2位|デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド
  • 3位|たわらノーロード フォーカス フィンテック
  • 4位|eMAXIS Neo フィンテック
  • 5位|インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド

少額から始められる投資信託であれば初心者にもおすすめのため、投資判断の参考にしてください。

1位|グローバル・フィンテック株式ファンド

グローバル・フィンテック株式ファンドは、世界中のフィンテック(金融×テクノロジー)関連企業に分散投資する投資信託です。

特にブロックチェーンや仮想通貨の技術開発、関連インフラを担う企業に重点を置いており、今後の成長が期待される分野に幅広くアクセスできます。

主な組入れ対象は、以下のようなブロックチェーン関連サービスを提供する企業や決済インフラ企業などです。

  • Paypalなどの決済サービス提供企業
  • ブロックチェーン技術開発企業
  • 暗号資産管理や送金関連企業

先端技術に注目が集まるなかで、テーマ型のなかでも特に人気が高く、将来性という面からもおすすめといえるファンドです。

2位|デジタル・トランスフォーメーション株式ファンド

デジタル・トランスフォーメーション株式ファンドは、DX(デジタル変革)を牽引する世界の有力企業に投資する投資信託です。

ブロックチェーンや仮想通貨を活用した業務効率化・情報処理の高度化を進める企業群を含み、今後の社会インフラの変化に乗る投資対象として注目されています。

主な特徴は以下のとおりです。

  • クラウド・AI・ブロックチェーンを活用するDX推進企業に広く分散投資
  • 米国のクラウドサービス・データ分析・半導体・電子決済などを手がける大手企業の株式で組成
  • 今後の社会構造変化を収益化するテーマ型

暗号資産に直接投資せずとも、関連技術の拡大に期待する層におすすめのファンドといえます。

3位|たわらノーロード フォーカス フィンテック

たわらノーロード フォーカス フィンテックは、フィンテック分野に強みを持つ国内外の企業に投資する投資信託です。

ブロックチェーン技術の商用利用が進むなか、仮想通貨の基盤となる技術や関連する新興企業を含む仕組みになっています。

主な特徴は以下のとおりです。

  • 金融×テクノロジーの融合に取り組む企業に的を絞って投資
  • ブロックチェーンやキャッシュレス決済、API金融(金融機関と外部サービスが連携する仕組み)を支える銘柄を選定
  • 将来性の高い企業に絞って投資するアクティブ運用型ファンド

仮想通貨そのものよりも、周辺技術や関連サービスに注目したい投資家におすすめの選択肢です。

4位|eMAXIS Neo フィンテック

eMAXIS Neo フィンテックは、フィンテック分野に成長性を見出す企業へ投資するテーマ型ファンドです。

AIを活用した銘柄選定がおこなわれており、ブロックチェーン技術をはじめ、仮想通貨関連のインフラを担う企業も投資対象に含まれています。

主な特徴は以下のとおりです。

  • 金融サービスを変革する企業を世界中から抽出し分散投資
  • ブロックチェーンや非接触決済、送金システムなども評価対象
  • 今後の社会構造変化に沿った企業成長に連動する設計

仮想通貨やブロックチェーンに間接的に関与する企業群へ幅広く投資したい方に適しています。

5位|インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド

インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンドは、世界のブロックチェーン関連企業に特化した株式ファンドです。

仮想通貨の基盤技術であるブロックチェーンの発展を支える企業に幅広く投資しており、将来の成長性が意識されています。

主な特徴は以下のとおりです。

  • ブロックチェーン技術を実用化・商用展開している企業を中心に構成
  • 米国・欧州・アジアなどの先進国企業を対象に分散投資
  • 仮想通貨そのものではなく、基盤インフラを支える「企業」への投資が軸

仮想通貨市場全体の拡大を期待しつつ、実体のある業績企業に投資したい方に適したファンドです。

暗号通貨に直接投資するならこの取引所がおすすめ

暗号資産 インデックスファンド おすすめ取引所

ここでは、多数の暗号通貨を取り扱うおすすめの暗号通貨取引所を4つ紹介します。

  • Bybit
  • Bitget
  • Binance Japan
  • MEXC

それぞれの特徴を把握し、自身に適した販売所選びの参考にしてください。

Bybit

暗号資産 インデックスファンド Bybit
取引銘柄数1,000種類以上
最大レバレッジ100倍
日本語対応あり
公式サイトhttps://www.bybit.com/ja-JP/

bybitは、豊富な銘柄数と高いセキュリティ性能を兼ね備えた仮想通貨取引所です。

取り扱い通貨は1,000種類以上におよび、主要銘柄から新興トークンまで幅広く対応しています。

最大100倍のレバレッジ取引が可能であり、上級者にとっても柔軟な投資戦略を実現できます。

Bybitの主な特徴は以下のとおりです。

  • 日本語対応で初心者でも操作しやすい
  • コールドウォレットを採用し、ハッキングリスクを抑制
  • 二段階認証などセキュリティ対策が充実し、安心して資産を管理可能

仮想通貨に直接投資するなら、利便性と安全性の両方を備えたBybitは有力な選択肢といえるでしょう。

Bitget

暗号資産 インデックスファンド Bitget
取引銘柄数600種類以上
最大レバレッジ125倍
日本語対応あり
公式サイトhttps://www.bitget.com/ja

Bitgetは、安全性と取り扱い銘柄の多さが特長の仮想通貨取引所です。

世界4か国の金融ライセンスを取得しており、日本語対応やゼロカットシステムの導入など、初心者にも配慮された設計が魅力です。

Bitgetの主な特徴を、以下にまとめました。

  • 取り扱い通貨は600種類以上で、新興コインの上場も早い
  • 最大125倍のレバレッジ取引が可能で、取引戦略の幅が広がる
  • 「Cyber security rating」で最高評価を取得し、外部機関からも高い信頼

ブロックチェーン技術を支える仮想通貨への直接投資を検討する際、安心かつ機能性の高い取引所としてBitgetは有力な候補です。

Binance Japan

暗号資産 インデックスファンド バイナンスジャパン
取引銘柄数50種類以上
最大レバレッジ20倍
日本語対応あり
公式サイトhttps://www.binance.com/ja

Binance Japanは、世界最大級の取引所Binanceの日本法人で、日本の金融庁に登録された正式な仮想通貨取引所です。

国内での信頼性と利便性を兼ね備え、初めての投資にも適しています。

Binance Japanの主な特徴は以下のとおりです。

  • ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を含む50種類以上の通貨を取り扱っている
  • 最大レバレッジは20倍で、現物と先物の両方に対応
  • 定期購入機能により、自動で積立投資が可能

ブロックチェーンの将来性を信じ、安定した日本市場で仮想通貨に投資したい方におすすめの取引所です。

MEXC

暗号資産 インデックスファンド MEXC
取引銘柄数2,400種類以上
最大レバレッジ200倍
日本語対応あり
公式サイトhttps://www.mexc.com/ja-JP

MEXCは、2,400種類以上の仮想通貨を取り扱う大規模な海外取引所です。

取引量が多く、信頼性の高いシステムが特徴で、70を超える国でユーザーに利用されています。

MEXCの主な特徴は以下のとおりです。

  • 最大200倍のレバレッジに対応し、限られた資金で大きなポジションを持つ取引にも対応可能
  • 独自トークン「MX」の保有で取引手数料が最大50%割引
  • 高速なマッチングエンジンにより、1秒あたり100万件超の注文処理が可能

仮想通貨の種類が豊富なMEXCは、新興プロジェクトへの投資機会を重視したい方におすすめです。

なお、暗号通貨に直接投資できる暗号通貨(仮想通貨)取引所をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

おすすめの記事:「【日本人向け】海外仮想通貨取引所おすすめランキング15選

暗号通貨インデックスファンドを利用するメリット

暗号資産 インデックスファンド メリット

暗号通貨インデックスファンドを利用する3つのメリットを解説します。

  • さまざまな暗号通貨に分散投資が可能
  • 個別通貨の値動きを日々細かくチェックしなくてもよい
  • ファンドの管理コストが低いため手数料が安い

投資する前に特徴を把握しておきましょう。

さまざまな暗号通貨に分散投資が可能

暗号通貨インデックスファンドは、ひとつのファンドに投資するだけで複数の暗号通貨に分散投資できる点が大きな強みです。

たとえば、ビットコインやイーサリアムなど時価総額の大きい通貨を中心に、数種類の仮想通貨にまとめて投資できます。

これにより、特定の通貨に依存せず、価格の急変による影響を抑えることが可能です。

個別に銘柄を選んだり、分散のために複数の通貨を購入・管理したりする必要もありません。

暗号通貨インデックスファンドを利用すれば、初心者でも比較的安心して暗号通貨への投資に取り組めるでしょう。

個別通貨の値動きを日々細かくチェックしなくてもよい

暗号通貨インデックスファンドは、投資後に頻繁な価格チェックや銘柄の見直しをおこなう必要がありません

ファンドはあらかじめ決められた指標に沿って自動的に運用されており、値動きに応じた通貨の構成比率も定期的に調整されます。

たとえば、時価総額に応じてビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨が自動的に組み替えられるため、投資家が日々の判断に悩む必要がなくなります

投資信託の仕組みに近く、専門的な知識がない人でも手軽に暗号通貨へ投資を始められる点が魅力です。

ファンドの管理コストが低いため手数料が安い

暗号通貨インデックスファンドは、一般的な投資信託のように運用担当者が日々売買を判断するわけではなく、あらかじめ定められた指数に合わせて自動で保有割合の調整がおこなわれます。

これにより人件費や売買コストが少なく済み、利用者が支払う信託報酬も比較的低水準に設定されています。

長期的に運用するほど手数料の差は大きな違いとなるため、資産形成においては重要な要素です。

仮想通貨への投資を検討するうえで、コスト面の優位性も判断材料になるでしょう。

暗号通貨インデックスファンドを利用するデメリット

暗号資産 インデックスファンド デメリット

暗号通貨インデックスファンドには注意すべき点も存在します。

ここでは、暗号通貨インデックスファンドを利用するうえで注意したい3つのデメリットを解説します。

  • ボラティリティが高く値動きが激しい
  • 法律や規制の変更によって取引が制限される可能性がある
  • ハッキングや資産流失などのリスクがある

仮想通貨を対象とする特性上、一般的な投資信託とは異なるリスクが潜んでいるため、デメリットも理解したうえで投資判断しましょう。

ボラティリティが高く値動きが激しい

暗号通貨インデックスファンドは複数の暗号通貨に分散投資できる一方で、価格の変動幅が大きい点に注意が必要です。

ビットコインをはじめとする暗号通貨は、短期間で数十%動くこともあり、安定性を重視する投資には不向きな場合があります。

一般的な投資信託と異なり、暗号通貨市場はまだ発展途上であり、相場の乱高下が起こりやすいのが特徴です。

安定した成長を求める投資家にとっては、価格の上下が精神的な負担となる可能性もあるでしょう。

法律や規制の変更によって取引が制限される可能性がある

暗号通貨インデックスファンドは、仮想通貨の将来性に期待して投資する手段として注目されていますが、法律による規制強化の影響を受けるリスクがあります。

各国政府は、マネーロンダリングや投資家保護の観点から、暗号資産に対して新たな法律やルールを導入する動きを強めています。

仮想通貨の取引や保有が制限されれば、ファンドの構成銘柄に大きな影響がおよぶおそれもあるでしょう。

将来的に規制が厳しくなれば、取引停止や価値の急落といったリスクにつながる可能性もあります。

ハッキングや資産流失などのリスクがある

暗号通貨インデックスファンドは利便性の高い投資手段ですが、セキュリティの面で注意が必要です。

仮想通貨はインターネット上で管理されるため、取引所や管理サービスがハッキングを受けるリスクがあります。

過去には、多額の仮想通貨が不正に引き出された事例もあり、投資資産が失われる危険性をはらんでいます。

ファンドが安全に運用されていたとしても、連携する取引所の障害や不正アクセスが影響をおよぼすことも考慮しておかなければなりません。

暗号資産を扱ううえでは、技術的な脅威への理解も欠かせないでしょう。

暗号通貨インデックスファンドに関してよくある質問

暗号資産 インデックスファンド よくある質問

暗号通貨インデックスファンドに関して、よくある3つの質問に回答します。

  • 日本の暗号通貨インデックスファンドの今後は?
  • どこの証券会社で取り扱う可能性がある?
  • ビットコインEFTはどこで買える?

疑問点があれば、早期に解消しておきましょう。

日本の暗号通貨インデックスファンドの今後は?

日本での暗号通貨インデックスファンドの導入は2025年6月現時点で未定です。

ただし、アメリカで現物ビットコインETFが承認されるなど前向きな動きがあり、日本でも制度整備が進めば将来的に解禁される可能性があります。

どこの証券会社で取り扱う可能性がある?

暗号通貨インデックスファンドが将来国内で解禁される場合、SBI証券や楽天証券、マネックス証券といったネット証券が取り扱う可能性があります。

いずれも仮想通貨関連の取り扱い実績があり、商品開発力にも強みを持っています。

ビットコインEFTはどこで買える?

ビットコインETFは、ビットコインの価格に連動する投資信託型商品ですが、日本国内ではまだ購入できません

アメリカでは上場済みですが、楽天証券など日本の証券会社では取り扱いがなく、今後の制度整備が待たれます。

まとめ

暗号通貨インデックスファンドについて解説しました。

本記事のまとめポイントは、以下のとおりです。

  • 暗号通貨インデックスファンドは複数の仮想通貨にまとめて投資できる金融商品
  • ビットコインやイーサリアムなど主要通貨を自動で分散運用できる
  • 日本国内では金融庁の規制により、2025年6月現時点で一般販売されていない
  • 米国ではBitwiseやGalaxyなどのインデックスファンドが複数上場中
  • 日本でもSBIや楽天証券などが将来的に取り扱う可能性がある
  • 今すぐ暗号通貨に間接的に投資するなら、暗号通貨関連企業を対象としたインデックスファンドへの投資がおすすめ
  • 暗号通貨に直接投資するなら、Bybit・Bitget・Binance Japan・MEXCなど仮想通貨を多数取扱う取引所がおすすめ
  • 暗号通貨インデックスファンドを利用するメリットは、少額で複数の暗号通貨に分散投資でき、日々の運用負担が少なく、手数料も抑えられる点
  • デメリットは値動きが大きく、法律やセキュリティ面でもリスクがあること

本記事を参考に、目的やリスクに応じた暗号通貨投資の方法を見つけてみてください。

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