XMから資金を出金する際、手数料や反映時間、出金方法による制約など、注意したいポイントが多くあります。
この記事では、XMの出金方法一覧として、国内銀行送金、クレジットカード、bitwallet、STICPAY、BXONEそれぞれの手順や手数料、反映時間について詳しくご紹介します。
また、出金の際のルールや出金拒否につながるケース、さらにはおすすめの出金方法についても解説。初めての方でもスムーズに出金できるよう、気を付けたいポイントをまとめました。
XMで利用できる出金方法一覧
XMで利用できる出金方法一覧を表にまとめました。手数料や反映時間などをまとめましたので、最適な出金方法を選ぶ際の参考にしてください。
XMは、基本的に出金手数料が無料ですが、反映時間や最低出金額は方法ごとに異なります。国内銀行送金では40万円未満の出金で手数料がかかるため、高額出金に向いています。
出金方法 | 手数料 | 反映時間 | 最低出金額 | 特記事項 |
---|---|---|---|---|
国内銀行送金 | 無料(40万円未満は2,500円) | 2〜5営業日 | 1万円 | 入金額以上の利益分のみ出金可能 |
クレジットカード・デビットカード | 無料 | 3営業日〜最大2ヵ月 | 500円 | 返金扱いのため、入金額と同額までしか出金不可 |
bitwallet | 無料 | 1営業日以内 | 500円 | 利用できるFX業者が多い |
STICPAY | 無料 | 1営業日以内 | 500円 | 国内口座への出金時に手数料が発生 |
BXONE | 無料 | 1営業日以内 | 500円 | 出金先の銀行により1%の手数料が発生 |
おすすめの出金方法
XMで取引した利益を引き出す際には、自分に合った出金方法を選ぶことが重要です。XMでは複数の出金方法が用意されており、それぞれの特徴に応じて利用できます。
- クレジットカード/デビットカード
入金時に使用したカードでの出金が可能で、手数料がかからないことが多いです。 - 銀行送金
特に大きな金額を引き出す際に便利で、日本国内の銀行にも対応しています。 - オンラインウォレット(Skrill、Netellerなど)
素早く出金を完了させたい場合に最適な方法です。 - 仮想通貨
ビットコインなどを利用した出金が可能で、国際的な取引にも適しています。
出金方法を選ぶ際には、手数料や処理時間、利便性などを考慮して、自分に最適な方法を選びましょう。XMのサポートページを確認し、安心して手続きを進めてください。
国内銀行送金を利用した出金方法
ここでは、国内銀行送金を利用した出金方法について紹介していきます。
- 国内銀行送金の出金手順
- 国内銀行送金の出金手数料と反映時間
国内銀行送金の出金手順
国内銀行送金を利用した出金手順は下記の流れで行います。
ログインして、出金ボタンをクリック
XMから国内銀行送金で資金を出金する手順は非常に簡単です。まず、XMの会員マイページにログインし、出金したいリアル口座の「出金」ボタンをクリックします。
国内銀行送金を選択後、必要事項を入力
次に、出金方法一覧から「Local Bank Transfer(国内銀行送金)」を選択します。
続いて、受取人の情報として、お名前、住所、銀行名、口座番号、SWIFTコード、支店コードなど必要事項を正確に入力します。
リクエストを押す
情報入力後、同意事項にチェックを入れ「リクエスト送信」を押すと、出金申請が完了です。
なお、SWIFTコードや支店コードなどは間違いやすいため、公式サイトや通帳を確認して正しく入力しましょう。国内銀行送金は自分名義の口座のみ対応しており、他人名義への送金はできないので注意が必要です。
国内銀行送金の出金手数料と反映時間
国内銀行送金を利用する場合、XMでは基本的に出金手数料は無料ですが、出金額が40万円未満の場合に限り2,500円の手数料が発生します。そのため、高額な出金をする際には手数料がかからずお得です。
また、出金の反映時間は通常2〜5営業日ほどかかり、銀行によっては少し時間がかかることがあります。XMは迅速な処理を心掛けていますが、日本国内の銀行側での手続きが含まれるため、余裕をもった出金申請が推奨されます。
なお、週末や祝日などを挟む場合には、さらに反映が遅れる可能性もあるため、取引に必要な資金には余裕をもって計画を立てましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
手数料 | 無料(40万円未満の場合は2,500円) |
反映時間 | 2〜5営業日 |
遅延の可能性 | 銀行の営業日、週末・祝日により変動 |
最適な用途 | 高額出金時(手数料無料のため) |
クレジットカード・デビットカードを利用した出金方法
ここでは、クレジットカード・デビットカードを利用した出金方法を紹介します。
- クレジットカード・デビットカードの出金手順
- クレジットカード・デビットカードの出金手数料と反映時間
クレジットカード・デビットカードの出金手順
クレジットカード・デビットカードを利用した出金手順は下記の通りです。
ログイン後、出金ボタンをクリック
XMからクレジットカードやデビットカードを利用して出金する方法は、入金時と同じカードに対して返金という形で処理されます。まず、XMの会員マイページにログインし、出金を希望する口座の「出金」ボタンをクリックします。
クレジットカードを選択
次に、出金方法一覧から「Credit/Debit Card(クレジットカード・デビットカード)」を選択します。
リクエスト送信を押す
出金額を入力したら、同意事項にチェックを入れ、「リクエスト送信」を押すことで申請が完了します。
重要な点として、クレジットカードやデビットカードへの出金は、入金額までの金額しか返金できないため、利益分は別の方法で出金する必要があります。また、クレジットカードの種類や発行元によって反映時間にばらつきが生じることがあるので注意が必要です。
クレジットカード・デビットカードの出金手数料と反映時間
クレジットカードやデビットカードを利用した出金は、基本的に手数料が無料です。入金時と同じカードに対する返金処理となるため、出金額に関わらず手数料が発生しない点がメリットです。
しかし、反映時間はカード発行元の処理時間に依存するため、申請から3営業日ほどで反映される場合もあれば、最大で2ヶ月かかることもあります。
特に、入金後すぐの出金申請は反映までに時間がかかる傾向があるため、出金を計画する際には、すぐに利用できる資金として当てにしないようにしましょう。また、カード会社の処理状況により遅延が発生する可能性があるため、余裕を持った出金スケジュールが推奨されます。
項目 | 内容 |
---|---|
手数料 | 無料 |
反映時間 | 3営業日~最大2ヶ月 |
遅延の可能性 | カード発行元による処理の影響を受ける |
利用の適性 | 手数料無料の小額返金に適している |
bitwalletを利用した出金方法
ここでは、bitwalletを利用した出金方法を紹介します。
- bitwalletの出金手順
- bitwalletの出金手数料と反映時間
bitwalletの出金手順
bitwalletの出金は下記の手順で行います。
ログイン後、出金ボタンをクリック
XMの資金をbitwalletに出金する手順は、迅速で使いやすいと評判です。まず、XMの会員マイページにログインし、出金を希望する口座の「出金」ボタンをクリックします。
bitwalletを選択後、メールアドレスを指定
次に、出金方法一覧から「bitwallet」を選択し、出金金額を入力します。その後、bitwalletアカウントのメールアドレスを指定して出金を確定します。
リクエスト送信を押す
必要な情報を確認したら、同意事項にチェックを入れて「リクエスト送信」を押し、出金申請を完了させます。
bitwalletは日本円での入出金にも対応しているため、国内外での使用に便利です。特に他の海外FX業者でも使えるため、頻繁にトレードを行う方や複数の業者で取引を行う方にはおすすめの出金方法です。
bitwalletの出金手数料と反映時間
bitwalletを使った出金は手数料が無料で、反映時間も通常1営業日以内とスピーディーです。この迅速な処理時間は、資金を即時に確保したいトレーダーにとって魅力的です。
ただし、bitwalletから自身の銀行口座へ送金する際には、最大777円の手数料が発生する点に注意が必要です。出金手数料無料のbitwalletは、短時間で資金を確保できるため、頻繁に出金を行う方や急な資金移動が必要な方におすすめです。
反映の速さとコストのバランスを考えると、bitwalletはコストパフォーマンスが非常に良い出金方法といえるでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
手数料 | 無料(bitwalletから銀行へは777円) |
反映時間 | 1営業日以内 |
利用シーン | 即時反映が求められる場合に最適 |
特記事項 | 銀行口座への送金には手数料がかかる |
STICPAYを利用した出金方法
ここでは、STICPAYを利用した出金方法を紹介します。
- STICPAYの出金手順
- STICPAYの出金手数料と反映時間
STICPAYの出金手順
STICPAYの出金は下記の手順で行います。
ログイン後、出金したい口座を選択
STICPAYを使用してXMから資金を出金する方法も簡単です。XMの会員マイページにログインし、出金したい口座の「出金」ボタンをクリックします。
STICPAYを選ぶ
その後、出金方法一覧から「STICPAY」を選び、出金額とSTICPAYのアカウント情報を入力します。
リクエスト送信を押す
全ての情報を確認したら、同意事項にチェックを入れ、「リクエスト送信」を押すと出金申請が完了します。STICPAYは国際的な電子決済サービスで、複数の通貨に対応しているため、海外送金の際に為替リスクを軽減しやすい利点があります。
また、FX業者だけでなく他のオンラインショップやサービスでも使えるため、広く活用できる電子ウォレットです。
STICPAYの出金手数料と反映時間
STICPAYによる出金は手数料が無料で、通常1営業日以内に反映されます。ただし、STICPAYから自分の銀行口座に送金する際は、手数料として「800円+出金額の2%」がかかるため、出金額が多い場合は注意が必要です。
このため、頻繁に出金する場合や少額の資金移動には適していませんが、オンラインウォレットのなかでは早く反映されるため、急ぎでの出金を希望する場合に便利です。
多くのFX業者がSTICPAYに対応しているため、FX取引を複数の業者で行っているトレーダーにも適した選択肢となります。
項目 | 内容 |
---|---|
手数料 | 無料(銀行口座へは800円+出金額の2%) |
反映時間 | 1営業日以内 |
利用シーン | 急ぎの出金が必要な場合、FX業者間での資金移動 |
特記事項 | 銀行口座送金には手数料がかかる |
BXONEを利用した出金方法
ここでは、BXONEを利用した出金方法を紹介していきます。
- BXONEの出金手順
- BXONEの出金手数料と反映時間
BXONEの出金手順
BXONEを利用した出金は下記の手順で行います。
ログイン後、出金ボタンをクリック
XMからBXONEに出金する際は、会員マイページにログインして「出金」ボタンをクリックし、出金方法一覧から「BXONE」を選びます。
出金額を入力
続いて出金額を入力し、BXONEアカウント情報を確認してから出金を確定します。
リクエスト送信を押す
必要な情報をすべて入力後、同意事項にチェックを入れて「リクエスト送信」を押すことで申請が完了します。BXONEは、日本円や他の複数通貨をサポートしており、利便性が高いのが特徴です。
また、他の海外FX業者でもBXONEが使用できる場合があるため、複数の業者で取引している方に適しています。多通貨対応のウォレットとして、幅広い取引ニーズに応えられる点も魅力のひとつです。
BXONEの出金手数料と反映時間
BXONEによる出金は手数料が無料で、通常1営業日以内に反映されます。ただし、BXONEから自身の銀行口座へ送金する際には手数料が発生し、国内銀行送金では出金額の1%が手数料としてかかります。
出金が迅速である点がBXONEのメリットですが、特に大きな金額を出金する際には、手数料負担が大きくなる場合もあります。そのため、BXONEは即時反映を重視する方や多通貨での資金保有に関心があるトレーダーにとって最適な選択肢です。
項目 | 内容 |
---|---|
手数料 | 無料(銀行口座へ送金時は出金額の1%) |
反映時間 | 1営業日以内 |
利用シーン | 即時反映が求められる場合、複数通貨での管理 |
特記事項 | 大額出金時は手数料負担が発生 |
XMの出金に関するルール
ここでは、XMの出金に関するルールを5つ紹介していきます。
- 出金先の名義はXMのアカウントと同一名義である必要がある
- 入金額までは入金時と同じ方法でしか出金できない
- 複数方法で入金した場合は出金方法に優先順位がある
- 利益分は銀行送金でのみ出金可能
- ポジションを保有している場合は証拠金維持率を下回らない金額まで出金可能
出金先の名義はXMのアカウントと同一名義である必要がある
XMの出金ルールの一つとして、出金先の口座やアカウントの名義はXMアカウントの名義と完全に一致している必要があります。
このルールは、マネーロンダリングや詐欺行為を防止するために設けられており、トレーダーが自分の資金を安全に管理できるようにするための措置です。同一名義でない口座への出金は拒否されるため、親族や友人の口座に出金することはできません。
したがって、出金手続きを行う前に、XMアカウントの名義と出金先の名義が一致していることを確認することが重要です。このルールに従うことで、資金管理における透明性が確保され、トレーダーも安心して取引に専念できる環境が整えられます。
入金額までは入金時と同じ方法でしか出金できない
XMでは、入金額と同額までは入金時と同じ方法でのみ出金が可能です。これは、クレジットカードで入金した場合、同じカードに対して返金扱いで出金が行われることを意味します。
このルールもマネーロンダリング防止の観点から定められており、取引の健全性を保つための措置です。
例えば、クレジットカードで10万円を入金した場合、その10万円までは同じカードへの返金処理を通して出金が行われ、利益分に関しては別の方法での出金が必要となります。
出金の手順が分かれていることで、資金の管理がより厳密に行われるようになっており、入金方法に応じた出金ルールをしっかり理解しておくことが重要です。
複数方法で入金した場合は出金方法に優先順位がある
XMでは、複数の方法で入金した場合、出金に関しても優先順位が設定されています。
例えば、クレジットカードで5万円、bitwalletで10万円、国内銀行送金で1万円の順に入金した場合、出金時はまずクレジットカードへの返金、次にbitwallet、最後に国内銀行送金の順で行う必要があります。
この優先順位ルールに逆らう形で、例えば国内銀行送金を先に行うことはできません。これは、入金手段に応じた適切な資金管理と、セキュリティ強化の一環として設けられており、マネーロンダリング対策にもつながっています。
トレーダーはこの優先順位を理解した上で、出金申請を行うとスムーズに手続きが進みます。
利益分は銀行送金でのみ出金可能
XMでは、入金額を超える利益分に関しては、銀行送金でのみ出金が可能となっています。クレジットカードやオンラインウォレットに対しては、入金額と同額までしか出金できず、それを超えた利益分は国内銀行送金を通じての出金が必須です。
このルールはマネーロンダリング防止や安全な資金管理のために設けられています。
例えば、クレジットカードで10万円を入金し、取引で10万円の利益が出た場合、まず10万円は同じクレジットカードへ返金され、残りの10万円の利益分は銀行送金で出金する必要があります。
したがって、出金計画を立てる際にはこのルールを把握し、銀行送金ができる準備を整えておくとスムーズです。
ポジションを保有している場合は証拠金維持率を下回らない金額まで出金可能
XMでは、トレーダーがポジションを保有している場合、証拠金維持率を下回らない範囲でしか出金が認められていません。これは、取引を維持するための証拠金が不足しないようにするための規制です。
通常、証拠金維持率が150%以下に達するような出金申請は平日の取引時間内には受け付けられず、また週末には証拠金維持率が400%以下になる出金も申請不可です。
これにより、トレーダーは証拠金の維持を強いられ、予期せぬ強制ロスカットを回避することができます。ポジションを保有したまま出金を行う場合には、証拠金維持率を確認し、出金額がその範囲内に収まるよう慎重に計画を立てることが重要です。
XMで出金拒否をされるケース
ここでは、XMで出金拒否をされるケースを8つ紹介します。
- 入金方法と異なる方法で出金をしようとしている
- ボーナスのみを出金しようとしている
- 入金金額よりも多い金額を銀行送金以外で出金しようとしている
- アカウント名義と異なる口座に出金しようとしている
- 証拠金維持率を下回ってしまう
- 出金先の銀行がXMからの出金に対応していない
- XM側がメンテナンス中で稼働していない
- 全体的な出金遅延が起こっている
入金方法と異なる方法で出金をしようとしている
XMでは、入金額までの出金は入金と同じ方法を使用する必要があるため、異なる方法で出金を試みた場合、出金拒否の対象となります。これは、マネーロンダリング防止のために、同じ方法での出金が義務付けられているためです。
たとえば、クレジットカードで10万円を入金した場合、出金の際もまずは同じカードへの返金処理が行われます。このルールに従わない形で異なる方法で出金を試みた場合、XMからの出金が拒否される可能性が高いです。
また、複数の方法で入金した場合には、それぞれに適用される優先順位があるため、XMのルールに従って正しい手順で出金申請を行うことが大切です。
ボーナスのみを出金しようとしている
XMでは、取引の元手として利用できるボーナスが提供されていますが、ボーナスのみを出金することはできません。ボーナスは取引の証拠金として使うことができますが、現金のように出金することは許可されていないため、ボーナスを出金しようとする試みは拒否されます。
たとえば、新規登録で受け取ったボーナスをそのまま引き出すことはできず、ボーナスを活用して得た利益のみ出金可能です。また、ボーナス残高がある状態で出金を行うと、出金額に応じた割合でボーナスも減少する仕組みがあるため、ボーナスを維持したい場合は出金額に注意が必要です。
入金金額よりも多い金額を銀行送金以外で出金しようとしている
XMでは、入金額を超えた利益分の出金は国内銀行送金でのみ行うことができます。クレジットカードやオンラインウォレットを通じた出金は、あくまで入金額と同額までの制限が設けられており、それを超える金額を銀行送金以外で出金しようとすると拒否される可能性があります。
たとえば、クレジットカードで10万円を入金し、10万円の利益が発生した場合、10万円までは同じクレジットカードに返金できますが、残りの利益分は銀行送金で出金する必要があります。このルールを守らず、利益分を異なる方法で出金しようとすると、申請が受理されないことがあるので注意が必要です。
アカウント名義と異なる口座に出金しようとしている
XMでは、アカウント名義と一致しない口座への出金はできません。これはセキュリティ強化とマネーロンダリング防止のためであり、XMアカウントと同一名義の口座またはウォレットでのみ出金が許可されています。
たとえば、本人のアカウントから家族や友人の口座に資金を出金することはできません。このルールに反して他人名義の口座に出金を試みた場合、XMは出金申請を拒否し、場合によってはアカウントの確認や制限がかかる可能性もあります。
出金手続きを行う際は、必ずXMアカウント名義と同じ名義の口座を使用し、規約に従って手続きを進めることが重要です。
証拠金維持率を下回ってしまう
XMでは、ポジションを保有している場合、証拠金維持率が一定の割合を下回らない範囲でしか出金が認められません。
通常、平日の取引時間中には証拠金維持率が150%を下回る出金申請は受け付けられず、週末や祝日には証拠金維持率400%以下の出金申請も不可となっています。この制限は、トレーダーがポジション維持に必要な証拠金を確保できるようにするためです。
証拠金維持率を考慮せずに出金申請を行うと、出金拒否の対象となり、場合によっては保有ポジションが強制的に清算されるリスクもあります。
出金先の銀行がXMからの出金に対応していない
XMからの出金を希望する場合、出金先の銀行がSWIFTコードを持つ銀行であることが求められます。XMは国際的な送金網を通じて出金処理を行うため、SWIFTコードがない銀行、特に一部のネット銀行や地方銀行へは送金が対応していない場合があります。
たとえば、じぶん銀行や一部のインターネット支店はSWIFTコードを持たないため、XMからの出金ができません。こうした銀行を出金先に選択すると、出金が拒否されてしまう可能性が高いため、事前に出金先銀行がXMの出金対応条件を満たしているか確認することが重要です。
XM側がメンテナンス中で稼働していない
XMがメンテナンスを行っている時間帯は、出金申請が一時的に受け付けられないことがあります。
XMのメンテナンスは通常、定期的にシステムの安定性やセキュリティを確保するために実施されるもので、メンテナンス時間中は取引や出金などの機能が一時的に制限されることがあります。
このため、メンテナンスが終了するまでは出金申請が保留となり、受付が再開されると申請が処理されます。急ぎで出金を希望する場合には、XMの公式サイトやアプリでメンテナンススケジュールを確認し、出金申請のタイミングを調整することが重要です。
全体的な出金遅延が起こっている
XMでは、出金処理の通常の反映時間は手続き方法に応じて異なりますが、全体的な出金遅延が発生することもあります。遅延の原因としては、銀行側のシステム障害、金融機関の連携におけるトラブル、またはXM側の繁忙期による処理時間の増加などが考えられます。
この場合、XMのサポートデスクから状況の確認や通知が行われることが多いです。出金の反映が予定より遅れている場合には、サポートデスクに問い合わせて対応状況を確認するか、少し時間を置いてから再確認することが推奨されます。
XMの出金に関するよくある質問
XMの出金に関するよくある質問をQ&A方式でまとめました。
出金時に注意するルールはありますか?
出金時には、入金時と同じ方法で出金する必要がある点や、入金額を超える利益分は銀行送金でのみ出金可能というルールがあります。また、出金先の名義はXMアカウントと同一名義でなければなりません。ポジション保有中の場合は証拠金維持率を下回らない範囲でしか出金できないため、注意が必要です。
どのような出金方法が利用できますか?
XMでは、出金方法として国内銀行送金、クレジットカード・デビットカード、bitwallet、STICPAY、BXONEが利用可能です。各方法に応じて出金手数料や反映時間が異なり、利用目的や即時性に応じて適した方法を選択できます。手数料無料の方法もあるため、出金額に合わせて計画的に選ぶと良いでしょう。
最高出金額の規定はありますか?
XMでは、特に最高出金額の規定は設けられていませんが、クレジットカードやデビットカードへの出金は、入金額と同額までしか返金されません。利益分の出金は国内銀行送金で行う必要があります。また、証拠金維持率を下回らない範囲での出金が推奨されており、資金保護の観点からも計画的な出金手続きが求められます。
まとめ
XMの出金方法は、国内銀行送金、クレジットカード・デビットカード、bitwallet、STICPAY、BXONEの5種類で、それぞれ手数料や反映時間が異なります。出金手続きを行う際には、入金方法と同じ方法で出金を行うこと、同一名義の口座を指定することが必須です。
また、利益分については銀行送金でのみ出金できるため、トレーダーは自分に最適な出金方法を選ぶと良いでしょう。ポジション保有時には証拠金維持率も確認し、ルールに従った計画的な出金手続きを心がけることが大切です。
XMの出金ルールをよく理解し、安全かつスムーズに資金を管理することで、安心して取引に専念できます。